第24回フォトコンテスト 総 評
昨年より少し応募点数が減ったのは残念でしたが、全体のレベルは年々上がっているように思います。
第1部は作業する現場が多く、携わっている方でないと写せない場所もありましたが、公道での工事や、見学会などよく考えて写している反面、部分のみ捉え高所の作業もその高さが見えなかった作品等もあり切取を考えて戴きたい。
第2部は県内の良い場所をこまめに探し、天気、時間帯、条件の最も良い日時に撮影する努力した作品が上位にいきました。従来の類似した作品でなく、撮影マナーを守り、新鮮で意欲的な作品を次回も応募してください。
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撮影時間を選び、良い位置からの撮影で、並木の美しさを生かしながら働く人達を強調した作画は素晴らしいし、作業する人達と交通整理する人を良く組合せています。
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工事の進行を展示したボードの前。説明する女性の姿や表情がとても良く、子供たちの視線も集中。仕上がれば隠れる配管や太い柱など良い位置で写しています。
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先輩の暖かな視線が次世代を育ててゆく人と人との関わり優しさを感じます。背景も足場のみで端的に捉え現場の一コマを上手く表しました。
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中央に機械の一部を大きくいれ、現場や機械の大きさは人物との対比でよく解り、作業内容もしっかりと捉えた秀作です。
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強い日差しの中、組み上げた鉄筋越しに日焼けした顔に年齢が伺え、ベテラン職人の作業する姿をシンプルによくまとめています。
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説明を聴きながら覗きこむ顔の表情は見えませんが、何が見えたかな?子供たちのドキドキ感が伝わってきます。
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片目をつむり懸命に測量する姿。ズバリ切り取ったフレーミングにも作者の若さを感じます。
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桜満開、車窓からの眺めは絶景、次にどんな景色が見えるのかな…移動する楽しさを感じさせます。