日 付 :平成30年12月4日
場 所 :経団連会館
全国建設青年会議「第23回全国大会」が東京・経団連会館で開催され、全国9ブロックより建設会社の若手経営者ら約500人の参加があり、近畿ブロックでは51名の参加、滋賀県建設業協会青年部からも出席しました。
今大会は東北ブロックが主幹であり、テーマは「激甚化する災害から地域を守るために~東北からのメッセージ」。
冒頭、渡辺大輔大会会長(東北建設業青年会)より「災害が頻発している今だからこそ、風化しつつある東日本大震災の経験を今一度この大会で」とあいさつ。続いて来賓の石井啓一国土交通大臣より「東日本大震災の後、東北建設業青年部が務める大会となり、貴重な経験を共有することが建設業の担い手確保につながる」と祝辞がありました。
その後、五道仁実国土交通省官房技術審議官より「i-Constructionの深化と働き方改革の推進」と題しての特別講演につづき、徳山日出男政策研究大学院大客員教授の「地域建設
業の使命と伝承」と題した基調講演があり、これを受けて、「東日本大震災を風化せず語り継ぐ~地域建設業の果たした役割」「社会資本整備の重要性について」をテーマに藤井聡京都大学大学院教授をコーディネータとし、パネルディスカッションを行った。
そして大会最後の大会宣言は、危機管理産業として活動し、次の災害に備えるため
△教訓の伝承
△誇りと自負を持って最前線で活躍する
△国土強靭化の推進
△公共投資の必要性をめぐる理解の促進
などが読み上げられた。
また、大懇親会には、佐藤信秋参議院議員や足立敏之参議院議員も駆けつけられ、大いに盛り上がり、親睦を深めることが出来ました。