第26回フォトコンテスト 総 評
コロナ禍で応募が減少するのではないかと心配しましたが、
昨年より応募人数、点数が増え、全国各地からのご応募ありがとうございました。
第一部では、仲間の作業風景を厳しい環境の中、現場の雰囲気を巧みに捉えた一方、切り詰め過ぎ環境や雰囲気が伝わってこない作品が多々あったのは残念でした。画面の外を感じさせ、想像させることが大切です。第二部では、場所の発見、カメラを通した新しい視覚、応募者の努力を感じました。次回も若者や子供たちに夢を与える働く人々の生き生きとした姿をあなたのカメラアイで、また、未だ見ない滋賀の風景を作品に仕上げてください。
-
持ち場の作業をこなす人達の動きをよく捉え、作業の流れ、臨場感をよく捉えています。 手前の鉄筋も画面に変化を付け、遠くの山並みも入れ奥行きを上手く表現しました。
-
星空に架かる橋。昼の空にはこんなにドラマは感じられない。撮影以前の計画通り、橋を強調し星空を見事に捉え実に美しく仕上げた秀作です。
-
いざ現場に、安全具を身にまとい凛々しく頼もしく、現場風景が浮かんできます。沢山の人を入れ、背後の桜も美しく季節豊かで爽やかです。
-
厳しい環境下重機を扱う姿は力強い。背後のライト、逆光で浮き立つ機器や壁面、環境も良く表しています。
-
省略された画面で、夜間作業の厳しい状況がよりよく伝わります。黒場を多く入れ、ぼかした雪をちりばめた作画は素晴らしい。
-
満足そうな笑みが全てを語っています。シンプルに操縦席を切り取って画面の外を想像させ、上手くまとめました。
-
ヘルメット姿のちびっ子。何を見せてもらえるのか?後姿から楽しそうな顔を想像することが出来ます。奥の重機の入れ方も良かった。
-
深い雪、除雪車の幅で路面が見えてゆく。僅かに抜ける木々の隙間に道路の先が見え、雪の回廊が出来るのが楽しみです。