日 付 :平成31年3月8日
場 所 :夢けんプラザ会議室
青年部次世代創造委員会では、建設人としての使命とは何か?将来のあるべき姿を追求するため、過去のやり方にとらわれず、新しい運営の方法など模索のための多種多様な講演会の企画しており、今回は近畿地方整備局 企画部 寺沢直樹 企画調査官を迎え「次世代の建設業について」を開催。
当日は協会会員を含む約90名が参加。
寺沢講師は、はじめに西日本豪雨、大阪北部地震等、昨年多くの災害が発生したことについて、長らく安全であると認識されていた関西であるが近年の気候変動や南海トラフ巨大地震といった災害に備えなければならなくなっており、県内の河川、インフラやライフラインの整備計画の推進が急務と言及された。
その後、天ヶ瀬ダム開発事業や「うめきた」まちづくり事業、舞鶴若狭自動車道・京都縦貫自動車道や舞鶴港の整備に伴う「海の京都」事業などの開発の進行状況について説明。滋賀県では米原バイパス、栗東水口道路等の渋滞緩和対策の道路整備推進の進捗状況や2020年の実用化を目指す無人車両自動運転サービスの奥永源寺での実験運用中の実施状況について紹介。
最後に働き方改革や、担い手確保、総合評価の入札方法変更などについての説明があり、建設業界の展望と課題について多く学んだ。