建設産業の魅力を発信する「滋賀けんせつみらいフェスタ2019」が令和元年10月19日に大津港にて開催されました。
「滋賀けんせつみらいフェスタ」は、建設産業が地域社会で重要な役割を担っていることや建設産業のもつ魅力を発信し、将来の担い手確保につなげていこうと、滋賀県と(公社)滋賀県建設産業団体連合会が合同で2014年より実施。
滋賀県建設業協会青年部では、「子供たちに建設業を身近に感じてもらう」というテーマのもと、「ミニテトラポット制作体験」「ショベルカーの乗車体験」、「けんせつの環境教室」そして「」と3つのイベントを行いました。当日は小雨が降りしきる悪天候の中でしたが「ショベルカーの乗車体験」は毎回ながら長蛇の列。
乗る前には緊張してぐずっていた子供さんが重機に乗ったとたん笑顔になり、降車した時には「もう一回乗りたいと」キラキラと瞳を輝かせる場面を見ることができて良かったと思います。
「ミニテトラポットの制作教室」では、はじめに海岸線などでよく見かけるテトラポッドは、高波から内陸を守り、河川の氾濫を防いだり河岸、海岸の波浸食防止するための工事で使われる工作物でいろいろな種類があるとの説明のあとチャレンジスタート。
さらさらのセメント粉の入ったビニール袋に水を入れてこねると化学反応熱をで熱を発し温かくなるのを感じてもらったら、次はロートを使って小さな穴から型枠に流しこみます。はじめての体験にドキドキしながら真剣に作業。待つこと約一時間、型枠を開けてみるとミニテトラポッドの完成。河川、海岸以外にまちづくりにもっとも多く使われている素材、コンクリートを使って建設業を身近で体験できる貴重な時間を楽しんでいただきました。
「けんせつの環境教室」ではVRで琵琶湖と琵琶湖水源の池の水中の潜水バーチャル体験と昨年の広島における豪雨災害土砂崩れ復興現場、地滑りのバーチャル体験やカードを使って学べる防災ゲームやエマジェンシ―バック製作にたくさん参加していただきました。